箱根美術館と神仙郷

箱根登山ケーブルカーの公園上駅からすぐの場所に位置する箱根美術館と神仙郷は、自然と美術が融合した魅力的なスポットです。強羅公園の西門の向かいにあり、強羅駅からも歩いて行ける距離ですが、急な坂道が続くため、大きな荷物を持っている方や歩くのが不安な方にはケーブルカーの利用をお勧めします。駅前でタクシーを捕まえるのは難しいので、事前に計画を立てて訪れると良いでしょう。

園内は美しく手入れされた庭園が広がっています。(坂や階段が多いため、ベビーカーでの散策は難しいかもしれません。)庭園の中には美しい竹庭に紅葉などを楽しむことができますが特に目を引くのは苔の美しさです。瑞々しく生命力に満ちた黄緑色の苔が光を反射して輝き、まるで自生的なアートのように感じられました。

いくつかの滝、川、池がありますが特に日光殿側の大きな池は透明度が非常に高く、色とりどりの鯉が泳いでいます。これらの自然の要素が織りなす風景は、心を癒してくれることでしょう。

箱根美術館は2階建てで、歴史的な土器や埴輪、大きな壺の展示が行われています。2階の大きな窓からは明星ヶ岳などの美しい山々を望むことができ、空の色や雲の形がまるで絵画のように映し出されます。特に紅葉の時期は多くの観光客で賑わいますが、春、夏、冬の神仙郷もまた異なる美しさを持っているので、季節ごとに訪れてみることをお勧めします。この美しい場所をぜひ体感してみてください。

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