箱根に暮らし始めてから、私は「静かな場所」が前よりもっと好きになった気がします。
旅行先としての箱根は、温泉や観光地のイメージが強いけれど、実際に住んでみると、毎日の中にある小さな自然の変化がとても魅力的です。
朝、窓を開けると少し冷たい山の空気が入ってきたり。
散歩の途中で、季節ごとに違う花が咲いているのを見つけたり。
虫や鳥の声が聞こえたり、風で木が揺れる音がしたり。
そういう静かな時間に、気持ちがすっと落ち着きます。
自然が近くて、少し歩くだけで季節を感じられるところが好きです。
最近は、散歩の途中で喫茶店に寄る時間も好きです。
静かな店内でぼーっとしていると、慌ただしい気持ちが少しやわらぐ気がします。
便利な街に比べると、不便だなと思うことももちろんあります。
スーパーがなかったり、坂道が多かったり、冬は寒かったり。
それでも、空を見上げた時に山が見えることや、季節の移り変わりを身近に感じられる暮らしは、私にとって大切なものになりました。
最近は、「どこへ行くか」よりも、「どんな景色の中で過ごすか」を大事にするようになった気がします。

忙しい毎日の中でも、少し立ち止まって、季節の空気を感じる時間を忘れずにいたいです。
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