最近、若者たちがデジカメやインスタントカメラを持って街歩きをしている姿をよく見かけます。そのレトロでどこか温かみのある写真に影響を受けて、私も久しぶりにしまい込んでいたデジカメを取り出してみました。
15年前に2万円ほどで購入した相棒。最新のスマホには到底かないませんが、あの独特の質感が懐かしく、むしろ「今だからこそ」楽しめる魅力を秘めています。

iPhoneで撮影。充電器も保管しておいてよかった…
彫刻の森駅前「中華 香華」でランチ

デジカメで撮影。
最初の目的地は彫刻の森駅前にある中華料理店「香華」さん。ランチで訪れるのは初めてでしたが、平日でも満席で人気ぶりがうかがえます。

デジカメで撮影。後に明るさ等を少し修正しました。
注文したのはオリジナルメニューの 香華麺。豆板醤で炒められたたっぷりの野菜と豚肉が乗った、パンチのあるラーメン。濃厚な香りと食欲をそそる彩りを、デジカメで切り取ると、不思議と落ち着いた雰囲気に映るのが面白いところです。

デジカメで撮影。

デジカメで撮影。
強羅公園で噴水と大文字を眺める
食後は歩いて強羅公園へ。ベンチに腰掛け、噴水と大文字を眺めながら過ごす時間は、心がふっとほどけるような癒しのひととき。

デジカメで撮影。
おやつにはテイクアウトの コーヒーフロートを片手に、公園のベンチへ。空の下、噴水の水しぶきや大文字の山並みを眺めながらいただく時間は、それだけで特別。カップの中でゆっくりと溶けていくアイスを眺めていると、散歩のひとときがさらにゆるやかに流れていくようでした。

デジカメで撮影。
iPhoneとデジカメの違い
普段、iPhoneのカメラでは「グリッド」や「水平ガイド」を頼りに撮っていますが、デジカメにはそういった補助がなく、同じように撮るのは意外と難しいもの。
比べてみると、iPhoneは明るく白っぽく映るのに対し、デジカメはしっとり落ち着いた色合い。これはこれで味があり、まるで時間の流れまで写し込んでいるように感じられました。

iPhoneで撮影。同じ日に撮ったとは思えない明るさです。無修正。
おわりに
スマホ全盛の今だからこそ、古いデジカメで撮ると景色や食べ物、日常の一コマがちょっと特別に見えてくるのかもしれません。
強羅の町を歩きながらシャッターを切るたびに、写真を撮る楽しさを改めて思い出しました。次はどこへデジカメ散歩に行こうか、考えるだけでワクワクします。
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