箱根での暮らし、正直に言います。

生活

こんにちは。

今回は、箱根で暮らしてみて「ちょっと大変だなぁ」と思ったことを、正直に書いてみようと思います。観光ではなかなか気づかない部分ですが、これも箱根の一面です。

車道が狭い。歩道が少ない!

箱根の道路事情は、なかなかスリリングです。

国道1号や138号、旧道、新道……どれも基本は“山の道”。大きな車同士がすれ違うには、どちらかが譲らないと通れないことも多々あります。運転に慣れていない方は、本当に注意が必要!

私が初めて「警笛鳴らせ」の標識を見たのも、町内の山道でした。

野生動物が飛び出してくることもあるので、スピードも控えめに。

それと、歩道がある場所が意外と少ないです。土地勘がないままのお散歩はちょっと危ないかも…。私有地にも気をつけましょう。

そのうち、安全に楽しめる「箱根さんぽコース」もご紹介できたらと思っています!

②物価が高い…

観光地だから…というのもありますが、全体的に物価は高め。

バス代にも「えっ?」と驚くことがあります(町民割とかあったらいいのに…!)

洗剤やトイレットペーパーなどの生活用品は、山を下りたときにまとめ買い。

ちょっとだけ必要なものは、通販に頼ることもしばしば。

箱根まで届けてくださる配達員さん、本当にありがたい存在です。

③電波がつながらない(ことがある)

携帯の電波が弱い、もしくは圏外になる場所が結構あります。

使っているキャリアや機種によっても違うかもしれませんが、人が多い場所では通信速度が急に落ちることも。

なので私は、紙の地図やガイドブックを持ち歩いたり、彼と別行動する時は「◯時に◯◯集合ね!」としっかり決めてから行動するようにしています。

逆に、スマホから離れる「デジタルデトックス旅」にはぴったりかも!

④おしゃれな靴は諦めよう

箱根の道は坂道・階段・砂利・でこぼこが当たり前。

そして山を走る乗り物も揺れます!

ヒールや厚底靴はなかなか厳しくて、私は基本スニーカーです。

ドレスを着て撮った写真も、実は足元はいつものスニーカーだったりします(笑)

たくましい靴でないと楽しめません。ちなみに、箱根に靴専門店は(たぶん)ないのでご注意を!

⑤自転車に乗れない(ことも多い)

「箱根でサイクリングしよう!」と思った方、ごめんなさい。

ほとんどの道が急坂で、車道も狭いので、自転車はあまり見かけません。

ママチャリでスイスイ〜なんて光景は皆無。

レンタサイクルやシェアサイクルも、現状ほとんど見かけません。

マウンテンバイク(クロスバイク?)を楽しんでいる方もいらっしゃいますが、車を気にしながら走るのは大変そうです。

⑥災害への備えは大切に

自然豊かな箱根ですが、山ならではのリスクもあります。

地震や噴火、大雨・大雪による土砂崩れや通行止めなど、いつ何が起こるかわかりません。

私は日頃から、食料・水・猫のごはんをローリングストックしています。

避難場所も決めてあります。

「観光地=安心」ではないので、旅行の際も少し意識しておくと安心です。

⑦ 虫との共存

自然が豊か、ということは…虫も豊か。

箱根に暮らしてみて、季節ごとの虫たちとの出会いは避けて通れません。

春にはテントウムシやハチ、夏になるとクモやムカデ、時にはカマドウマやカナブンが家の中に“こんにちは”してきます。自然がすぐそばにある暮らしだからこそ、どうしても彼らとはご近所さんになります。

蚊やブヨも多いので、虫除けスプレーやネット、殺虫グッズは必須。網戸のチェックも忘れずに。愛猫たちにも毎月フィラリア薬を使っています。慣れるまでは悲鳴を上げる日もありましたが、最近は「あ、また来たか」と思えるようになりました(笑)

虫が苦手な方にはちょっと大変かもしれませんが、それだけ自然が近くにある証拠でもありますね。

さいごに

いろいろ書きましたが、どれも「山に暮らすって、こういうことだなぁ」と思わせてくれることばかり。

不便なことも多いけれど、それを補って余りある自然の美しさや季節の変化があります。

「箱根に暮らしてよかったこと」も書いているのでぜひ♩

読んでくださってありがとうございました。

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