
仙石原小学校の近く、国道沿いに佇むおしゃれなビストロノミーOctobreで、特別な時間を過ごしました。店内は狭いものの、心地よい雰囲気が漂っており、圧迫感を全く感じさせません。黒板に書かれたメニューは多彩でどれも魅力的で、選ぶ楽しさがあります。グラスワインの豊富なセレクションも魅力的でした。
まず最初にいただいたのはメヒカリのフリット。薄くサクサクとした衣と柔らかい身のバランスが絶品でした。アンチョビのクリームソースが香りを引き立てており、ビールと共に進んでしまいます。

温められた石のお皿に乗せられた自家製の米粉とライ麦の2種類のパンも印象的でした。どちらも風味豊かで、ぜひテイクアウトも販売してほしいと思わせる美味しさです。また、パンと一緒に提供されるハムのパテは、肉の旨みが詰まっていて滑らか。これだけでも立派なおつまみです。
次に楽しんだのはポロネーゼ。パスタはフェデリーニでしょうか。細いパスタにたっぷりのお肉が絡まり、まさに肉を食べるパスタと言える一皿でした。

この日の魚料理は金目鯛のポワレ。パリッとした鱗付きの皮は香ばしく、ふわふわの身の旨みがシンプルに味わえるイカスミソースが絶妙でした。付け合わせのお野菜も完璧に仕上げられ、見事な一品です。

メインは和牛ほほ肉の赤ワイン煮込みをチョイス。柔らかくとろけるほほ肉はジューシーさも感じられ、添えられたトリュフの香りがする滑らかなマッシュポテトと一緒にいただくと、異なる味わいを楽しむことができました。

全体的に一皿のボリュームがあり、嬉しい誤算でした。次回はデザートまで堪能したいものです。
お料理、雰囲気、サーブが全て素晴らしい体験であり、本格的なフレンチを箱根でいただけるなんて贅沢です。堅苦しさのないカジュアルでのんびりとした雰囲気も、山の中でいただくフレンチに相応しい空間だと感じました。混んでほしくないと思いつつも、こだわりとチームワークを感じるお店を紹介したくなってしまいます。
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